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あまのじゃくな気持ちが勝って読んでいなかった梨木香歩氏の本を読む。
「西の魔女が死んだ」にのめりこみ,「からくりからくさ」,「裏庭」と続けて読んでしまった。 「西の魔女が死んだ」・・・こんな気持ち知っていた,というような,なつかしさがこみ上げる。さらっと読めて,読後には爽快感。おばあちゃんの「アイ・ノウ」という言葉の使い方が素敵だ。人と人との間にある糸の繋がり,からまり,愛情。育むということ,育まれるということをあらためて感じながら,元気がでてきた。 「からくりからくさ」・・・展開がちょっと複雑で,思わず家系図を描きながら読む。人物相関のわかりにくさがやや難だけれど,それでも読み進ませる魅力はあり。読みようによっては少しオカルト?な雰囲気。女であること,の業や生き方や繋がり。気づいてしまった暗さのなかに光が芽生えて,伸びてゆくイメージ。(この話の過去にあたる内容が描かれているらしい,「りかさん」を購入) 「裏庭」・・・現代とファンタジーの交錯。ファンタジーの方の奥行きがもっとあってもいいなぁ,もう一つ厚みがほしいなぁとわがままに思いながらも,ぱくぱくと読む。思春期,傷と癒し,自分自身との出会いというテーマだけに,職業的に読んでしまう自分がいて,イケナイ。変な職業病にかからないように,無心に読む姿勢を大切にしたいなぁと本の内容とは別のところで反省。 3冊読んだところでは,「西の魔女が死んだ」がいちばんよかった。 他の作品も読んでみよー。
まだ開き直ることができなくて
何度も何度も考える 感じることは何だろう 幸福の原点は,玄関先に見た光,その瞬間に救ってくれた人の影 誰かに声を聞いてほしかったこと,気づいてほしかったこと 一人夜中に絵本をめくりながら,昼間はテーブルのガラスに映る天井の世界を歩きながら 生きる意味について考えていた 自分の居場所を探して,一緒にいてくれる人を探して 誰かと分かち合いたいということ,誰かに分かち合ってほしいということ ずいぶん経っても,まだずっと,それを探しているのかもしれない 誰かと分かち合う方法,誰かに分かち合ってもらえる方法を すべてが幻想のようにおもえてしまう わたしが感じてきたことは何だったろう 何を見てきたろう
遠ざかる日々の予感に
知っている感覚と まだ知らない感覚を感じて 移ってきた日のなかで わたしが見つけてきたもの 感じてきたもの 出会えたことで変わったことを知っているから 遠ざかる予感が ずしりと 重く 心惹かれることが ずっと信じてきた真実 ああなりたいという目標 道標にしてきたことを 見失わずに 道標にし続けていけますよう
日々、つむいでいくこと。
続けてゆくこと。 続けていくことはむずかしい。雑多ないろいろに囲まれて。 ひとつのことだけ信じては、みえなくなるもの。 ちょっと前にもらった絵本の 胸にひかるブローチが、ここでもいいのか、このままでいいのか チカチカ点滅してる。 あすになったら、わすれてること。あすになっても、おぼえていること。 水の色、ひなげし、桃の香、八月の色。 葉っぱがたくさん緑になった。 濃い緑。 今週末にひさしぶりに会うひと。 ひまわりのひと。
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